高齢者専用配食サービスのニコニコキッチン宝塚西宮店では、
ご利用者様の様々なご要望にお応えできるように、いろいろなメニューをご用意しております。

今回の記事では、『きざみ食』をご紹介させていただきます。
きざみ(刻み)食のお弁当とは?

きざみ食とは、咀嚼(噛む機能)が低下した方など、なるべく噛まなくて済むように、食材を5mm~1cm位に細かく包丁で刻んだお弁当のことです。
ニコニコキッチン宝塚西宮店では、「かたいものは刻んでほしい・・・」から、「全部刻んでほしい!」などのご要望もお聞きしています。
※ニコニコキッチン宝塚西宮店は「きざみ食」を「嚥下食」としてのご提供はいたしておりません。
きざみ(刻み)食も宅配
特別メニューとなる『きざみ食』ですがもちろん宅配します。
きざみ食廃止の傾向
きざみ食は噛むという作業を軽減するため、高齢者にとって食べやすい食事に思われがち・・なのですが、実際は噛む機能だけが低下している高齢者は少なく、
多くの方は唾液の分泌量が少ないや飲み込みがうまくいかないなどの問題が生じております。
刻んだ食事は口の中でパラパラとなりうまくまとまりません。
そのため、飲み込んでも咽頭で残り、気道に食べ物が入ってしまうことがあり、これが誤嚥の原因とも言われております。
このような理由から、現在も「きざみ食は危険」との認識となり、廃止の傾向にあります。
『刻み食』と嚥下障害
刻んだだけでは嚥下障害を起こしてしまうことから、噛む機能を助けるだけの食事形態となるきざみ食は嚥下食に向いていないとされております。
『刻み食』とろみ付き
「きざみ食」は口の中でまとまりにくいため、誤って気管へ入るなどの誤嚥となる可能性が高まります。
そのいっぽうで、「とろみ食」は、食材にとろみをつけることで、口の中でゆっくりと流れていくことになり、気管への流入を防ぎやすくなります。
飲み込む力が弱くなっている方にとっても、誤嚥のリスクが減るため食べやすい介護食であると言えるでしょう。
ニコニコキッチン宝塚西宮店では、「とろみ食」にご相談、ご提供もさせて頂いております。

刻み食の大きさなど特別メニューはご確認ください
以上、特別メニューのきざみ食のご紹介でした。

特別メニューにはこの他にも、やわらか食やムース食、

カロリー、たんぱく質、塩分、カリウム、リンを徹底制限を可能にした、「たんぱく調整食」や、
糖尿病などによりカロリーや塩分の制限が必要な方への「カロリー調整食」などもございます。


今後とも、ニコニコキッチン宝塚西宮店では、ご利用者様の「してほしい」にお応えできるサービスをご提供してまいります。