【在宅介護の家族負担】高齢者専用配食サービスが出来る事

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『在宅介護の家族負担』は、現在の少子高齢化の日本において、大きな社会問題になっております。

在宅介護は、基本的には地域包括センターや居宅介護支援事業所などとの連携で対応していきますが、その中に高齢者専用の配食サービスが協力できることもございます。

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実は2023年の9月末に父親を亡くすまで、私も3年間の在宅介護を経験することで、高齢者専用の配食サービスを利用してきました。

その経験も踏まえまして、高齢者専用配食サービスが『在宅介護の家族負担』に出来る事とは何か?をお伝えしたいと思います。

在宅介護に高齢者専用配食サービスが出来る事とは?

高齢者専用の配食サービスとは、在宅介護のご利用者様宅に栄養バランスの取れたお弁当を配達するサービスです。

ただし、高齢者専用配食サービスは、お弁当の配達のみを行う一般の宅配サービスとは異なります・・・。

高齢者専用の配食サービスは、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所のケアマネジャーとの連携を行いながら、ご利用者様の安否確認を注視したうえでお弁当を配達致します。

高齢者専用配食のサービスとは?

高齢者専用配食のご提供するサービスは以下になります。

①外出しなくても食事ができる

外出困難な高齢者の方や介護な必要な方に、専門の配達スタッフがお弁当を安心安全にお宅にお届けします。

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②栄養バランスが整ったお弁当の提供

高齢者のみ、または介護の必要な方の食事環境では栄養が偏りやすくなりますので、管理栄養士が栄養バランスを考え調整したお弁当をご提供致します。

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私も父親の介護の時に助かったのが栄養のバランスでした。一人暮らしの高齢者男性の食事は栄養が確実に偏りますからね。

③病状に合わせた食事の提供

ご利用者様の病気の進行状況や合併症予防など、病状に合わせたお食事のご提供。

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契約前の打ち合わせの際に、ご家族様とケアマネジャーに病態確認をさせて頂きまして、お弁当内容の調整を行います。特に高血圧の方には塩分の調整などになります。

嚥下や咀嚼の問題にも対応

ご高齢になることで、嚥下(飲み込み)や咀嚼(噛むこと)などの力は自然と衰えてしまいます。

高齢者専用配食サービスでは、嚥下や咀嚼が困難な方を対象に「やわらか食」などの食べやすいように加工されたお食事をご提供致します。

⑤安否確認

高齢者専用配食サービスでは、お弁当の配達時にご利用者様の様子や健康状態などの安否確認を行います。

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応答がない、鍵が締まっている、電話に出ない、部屋の中で倒れているかもしれない、などのトラブルにも対応し、ご家族様やケアマネジャーにすぐに連絡する体制になっております。
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在宅介護の家族負担に協力

高齢者専用配食サービスのニコニコキッチン宝塚西宮店では、特に⑤の安否確認に徹底して取り組んでおります。

ご利用者様の毎日の状況確認を希望するご家族様には、日々のご利用者様の状況をお電話でお伝えし、在宅介護の家族負担にご協力させて頂いております。

高齢者専用配食サービスの利用方法

高齢者専用配食サービスの利用方法は以下になります。

地域包括支援センターやケアマネジャーからの紹介

地域包括支援センターやその他の居宅介護支援事業所などに勤務するケアマネジャーは、いくつかの高齢者専用配食サービスの情報を持っていますので、紹介を受けることが可能です。

実際のところ、地域包括支援センターやケアマネジャーの紹介経由で高齢者専用配食サービスが開始されることがメインです。

ネット検索で決める

ここ最近は、ご家族様がネットで検索し、高齢者専用配食サービスのホームページで決めてから、担当ケアマネジャーに相談するケースも増えております。

『在宅介護』家族の限界の軽減へ

在宅介護の家族負担・・・高齢者専用配食サービスが出来る事をお伝えさせて頂きました。

高齢者専用配食サービスの①~⑤のサービスをぜひ受けてみたい、受けさせてみたいと思われたご家族様はぜひ一度ご連絡ください。

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高齢者専用配食サービスの需要は年々増えており、2024年現在の在宅向け配食サービス市場は1500億円とも言われています。しかしながらこの状況は高齢者人口の増加だけを意味するのではなく、一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯が増えていることが大いに影響していると言えるのです。

だからこそ、高齢者配食サービスも新たな使命感のもと業務を行っていく必要があると強く感じております。

ニコニコキッチン宝塚西宮店は、『在宅介護』のご家族様の限界の軽減に繋がるサービスの提供に精進してまいります。

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