2025年12月、万代でお米を買おうとして価格表示に驚いた経験はありませんか?新潟産コシヒカリは5kg5,000円超え、北海道産ななつぼしも同水準と、記録的な高値が続いています。
本記事では、12月時点での万代における備蓄米の最新在庫情報と、代わりに選べる銘柄米の価格体系を徹底調査しました。
政府は販売期限を「期限なし」に延長したものの、販売業者には「引渡し後1ヶ月以内に売り切る」ルールが課されており、12月に在庫を見かけたら「最後のチャンス」です。
備蓄米が手に入らない場合の代替銘柄、お得な購入タイミング、そして備蓄米の在庫が残っている可能性がある店舗の探し方まで、家計防衛に役立つ情報を完全網羅しています。
万代の備蓄米・銘柄米の12月販売状況と価格
万代の備蓄米は「在庫僅少」のラストチャンス
2025年6月から万代で販売が開始された「政府備蓄米」ですが、11月現在、その在庫状況は非常に厳しくなっています。
当初は多くの店舗で山積みされていましたが、昨今の米不足と価格高騰を受け、需要が殺到しました。
政府は販売期限を延長しましたが、「引渡し後1ヶ月以内に売り切る」というルールがあるため、店舗に入荷した分がなくなり次第、販売終了となります。
つまり、12月に店頭で見かけたら、それは「奇跡的な残り福」であり、即購入すべきラストチャンスと言えるでしょう。通常の補充サイクルとは異なるため、「明日行けばある」という保証はどこにもありません。
【万代の備蓄米】価格(参考情報)
- 5kg:税抜1,980円(税込2,138円)
- 10kg:税抜3,880円(税込4,191円)
- 品種:令和4年産(2022年産)政府備蓄米
【万代の備蓄米】SNS情報
杉山 制空SNS情報も、10月までは投稿を見かけましたが、11月に入り「万代の備蓄米」情報は皆無です。
万代で米買いに行ったんやが、備蓄米やカリフォルニア米は姿を消し、一番安いのがあきたこまち無洗米¥4,580っていうね
— Fieldin-T(ふぃる)@ネットギターマン🎸 (@FieldinT) November 6, 2025
なんとか安くならんもんか…
万代で以前に買った備蓄米が悪くなかったので、また買おうと思って行ったら無くなっててショック😭でも今日行ったらまた売ってた。1980円😊 pic.twitter.com/HqgLhG6m5v
— ぶんご屋 (@guitar_remake) October 22, 2025
12月の万代の銘柄米価格は高止まりが続く
一方で、万代で販売されている通常の「銘柄米(コシヒカリ、あきたこまち等)」の価格はどうなっているのでしょうか。残念ながら、2025年12月時点でも価格の高止まりは続いています。
新米が出回っても価格は下がらず、5kgあたり税抜3,380円~4,780円(税込3,650円~5,270円)が相場です。
全国平均でもコシヒカリが5,000円を超える中、万代も例外ではありません。
万代の銘柄米の12月価格情報
12月現在、万代で取扱いのある主要銘柄米は以下の通りです
| 銘柄名 | 産地 | 5kg価格(税抜) | 5kg価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| おこめ日和 | 国内産ブレンド | 3,300〜3,500円 | 3,564〜3,780円 | 低価格帯・コスパ重視 |
| 匠の米つくり | 国内産 | 3,400〜3,600円 | 3,672〜3,888円 | バランス型一般米 |
| 国内産ブレンド米 | 国内産 | 4,000〜4,200円 | 4,320〜4,536円 | 複数原料ブレンド |
| コシヒカリ(万代オリジナル) | 新潟県 | 4,300〜4,500円 | 4,644〜4,860円 | 万代×木徳神糧提携 |
| つや姫 | 宮城県 | 4,400〜4,800円 | 4,752〜5,184円 | 高級銘柄・新米 |
| コシヒカリ | 新潟県産 | 4,500〜5,000円 | 4,860〜5,400円 | プレミアム銘柄 |
| ななつぼし | 北海道産 | 4,800〜5,200円 | 5,184〜5,616円 | 最高級銘柄 |
【万代の銘柄米】12月の銘柄米購入のポイント
新米シーズンの品揃え充実
12月は秋の新米が流通する時期ですが、2025年も猛暑の影響で供給量が少なく、価格は依然として高水準が続いています。コシヒカリやつや姫といったプレミアム銘柄は品薄状態です。


コスパ重視なら低価格帯を選択
備蓄米が手に入らない場合は、「おこめ日和」や「匠の米つくり」といった3,500〜3,900円台の銘柄が、手頃な価格帯として注目されています。
これらは2025年6月時点の調査では「ブレンド米や古米を使用」という報告もありますが、家計防衛の観点からはコスパが優れています。
万代オリジナルコシヒカリが穴場
万代が木徳神糧と提携した「コシヒカリ(万代オリジナル)」は、新潟産コシヒカリながら4,500〜4,900円程度と、通常のコシヒカリ(5,000円超)より若干手頃です。
新潟県産の品質を求めるなら、この選択肢が検討価値があります。
年末特売の可能性
万代では年末に向けて特売を実施する可能性があります。
12月中旬以降の店舗チラシをこまめにチェックすることで、銘柄米が通常より安くなるチャンスを逃さないことが重要です。
【エリア別】万代の備蓄米販売店舗一覧
【スーパー万代】大阪府(大阪市・堺市・東大阪ほか)
万代の本拠地である大阪府内では、非常に多くの店舗で備蓄米の取り扱い実績があります。
特に大阪市内では、都島店、旭高殿店、天王寺店、住之江公園店、平野流町店など、住宅密集地にある主要店舗で販売が確認されています。
堺市エリアでは、金岡店やなかもず店、北野田店などが対象です。東大阪市でも、布施店や小阪店、ニトリモール東大阪店など、大型店を中心に配備されました。
ただし、これらは「販売実績がある店舗」であり、現在も在庫があるとは限りません。特に都市部の店舗は回転が速いため、すでに完売している可能性が高い点には注意が必要です。
【スーパー万代】兵庫県・京都府・奈良県の対象店舗
兵庫県エリアでは、全29店舗で販売が行われました。
西宮エリア(西宮今津店、西宮門戸店など)や尼崎エリア(尼崎西店、塚口店など)、神戸市内の魚崎店や春日野道店などがリストに含まれています。
京都府では長岡京店や吉祥院店、奈良県では学園前店や生駒店などで取り扱いがありました。
郊外店の方が都市部の店舗に比べて、客足の分散により在庫が残っているケースも稀にあります。もし大阪市内で見つからない場合は、少し足を延ばして兵庫や奈良の県境付近の店舗をチェックしてみるのも一つの戦略です。
【万代の備蓄米】12月の購入戦略
備蓄米がある可能性がある店舗
万が一、12月中に備蓄米の在庫が残っている場合、以下の店舗タイプに確率が高いと予想されます:
- 郊外の小規模万代店
- 人口密度が低いエリアの店舗
- 大型商業施設内のテナント店(ニトリモール内など)
- 奈良県・京都府北部の店舗
無駄足厳禁!近隣店舗の在庫を電話確認する極意
電話をかけるベストな時間帯と聞き方
「せっかく行ったのに売り切れだった」という事態を避けるため、出発前の電話確認は必須です。
しかし、忙しいスーパーへの電話は気が引けるもの。狙い目は、開店直後の混雑が落ち着いた「平日10時~11時」または「14時~16時」です。夕方のピーク時は避けましょう。



電話では、まず「お忙しいところすみません」と断った上で、「『令和4年産の政府備蓄米(5kg 1,980円)』の在庫はありますか?」と具体的に商品名と価格を伝えましょう。単に「安いお米」と言うと、特売の銘柄米と混同される恐れがあるため、「備蓄米」というキーワードを明確に伝えることが重要です。
- 開店直後(9時台):レジ準備や品出しで忙しい
- 昼休み前後(11:30〜13:00):昼食買い出しの客が殺到
- 夕方のピークタイム(17:00〜19:00):レジが最も混雑
- 土日祝日:終日混雑


「取り置き」はできる?確認すべきポイント
在庫があることが確認できた場合、次に聞くべきは「取り置きが可能か」です。
万代では通常、広告の品などの取り置きは断られることが多いですが、店舗の状況によっては当日中に限り取り置きしてくれる場合もあります。「今から向かいますが、確保していただくことは可能でしょうか?」と丁寧に聞いてみましょう。
断られた場合は、「現時点で残り何袋くらいありますか?」と在庫数を聞き出し、すぐに向かうかどうかの判断材料にします。また、購入制限(1家族1袋など)も継続されていることが多いため、家族や友人と行く場合はその点も確認しておくと安心です。
《総括》万代(スーパー)での備蓄米データと銘柄米データをご紹介
万代における2025年12月のお米市場を、データで検証します。
政府備蓄米の在庫状況は「販売終了間近」、銘柄米の価格水準は「過去最高値継続」という二つの現実が併存しています。
備蓄米データ:6月12日販売開始から182日経過(12月上旬時点)。関西圏200店舗以上での販売実績があるものの、12月現在の在庫保有店舗は推定5%未満。販売期限は「期限なし」とされたが、「引渡し後1ヶ月以内に売り切る」ルールにより、実質的に12月末〜1月初旬に完全終了する見込み。価格は税込2,138円で6月から据え置き。
銘柄米データ:万代の主要銘柄米7種類の平均価格は5kg 4,427円(税込)。前年同期比で約28%上昇。最高値は北海道産ななつぼし5,616円、最安値はおこめ日和3,564円。価格レンジは2,052円と大きく、消費者の選択肢は広がっているものの、すべて例年比で高水準。
結論:12月は備蓄米終焉と銘柄米高騰が重なる「お米危機」の月です。 購入戦略は、①奇跡的な備蓄米在庫を探す努力、②中価格帯銘柄への妥協、③年末特売待ち、の3択です。家計を守るため、柔軟な銘柄選びと購入タイミングの見極めが求められる12月となっています。









