備蓄米はどこで買える?スーパー・通販の販売店一覧

備蓄米

「お米が高すぎて買えない」「家計が苦しい」そんな悩みを抱える方々の救済策として、政府備蓄米の民間販売が引き続き継続中です。

2025年の米価高騰により、通常の銘柄米は5kg4,000円を超える価格となっていますが、備蓄米なら約2,000円で購入可能です。

ファミリーマートでは388円の1kg入りから、イオンでは2,138円の5kg入りまで、様々なサイズで販売されていますが、いずれも限定数量での販売となっています。

この記事では、どこで買えるのか、いつ入荷するのか、確実に購入するためのポイントなど、備蓄米入手のための完全ガイドをお届けします。

目次

【最新】備蓄米はどこで買える?《10月13日時点》

10月13日現在、政府随意契約分の新規販売は全て終了し、コンビニや地方小売店では在庫限りの店頭販売、オンラインではAmazonと一部通販サイトでの不定期販売が続いています。政府の販売期限は10月中まで延長されています。

【備蓄米】コンビニエンスストア

企業商品・価格販売状況
ファミリーマート精米1kgパック(税抜360円/税込388円)申し込み分完売後は店頭在庫限りで販売中。10月中旬~下旬で在庫切れ見込み。
セブン-イレブン無洗米2kgパック(税抜718円/税込775円)全国約21,000店舗で店頭在庫限りで販売継続中。北海道・東北の追加展開完了。
ローソン精米1kg(税込389円)/2kg(税込756円)全国大半の店舗で在庫限りで販売中。チャーハンおにぎり(135円)も一部店舗で常設展開。

【備蓄米】オンライン予約販売

サイト商品・価格最新状況
Amazon.co.jpby Amazon 国産ブレンド米 令和3年産 5kg(税込1,944円)10月13日11:00時点で在庫あり。1人1点制限継続。
楽天市場・Yahoo!ショッピング各出店者により異なる一部の出店者のみ販売中。 「お米のもりかわ」「ご当地風土」等で不定期販売・再販あり
ロハコ by ASKUL販売終了
ファミマオンライン販売終了
ミニストップオンライン販売終了

【備蓄米】地方小売店・スーパー

ドラッグストア各社
九州地方中心に5kg袋(税込2,160円)を継続販売中。 販売期限延長により10月中旬まで取り扱い予定。

島忠・ホームズ
5kg袋(税込1,922円)を継続販売中。

イオングループ・マックスバリュ等
5kg袋(税込2,138円)を地域により継続販売中。

中小スーパー(ベイシア・ヤオコー等)
店頭在庫限りで販売継続中。 1家族1袋制限継続。

政府随意契約の最終状況

農水省は9月30日から10月中まで延長

  • 確定数量:27万9,976トン(906社)
  • 内訳:大手小売74社(21万7,551トン)、中小小売241社(3万3,266トン)、米穀小売店409社(1万8,297トン)、中食・外食182社(1万862トン)

ご注意・・・①店舗ごとに入荷・販売開始日時が異なります。訪問前の店舗への問い合わせを推奨します。②オンライン予約は受付開始直後に完売する場合があるため、開始時刻のアクセスをお勧めします。③地方小売店では整理券方式や電話取り置き対応が増えています。購入前の確認をお願いいたします。

備蓄米はどこで買える?販売場所を徹底解説

【備蓄米販売】全国の主要スーパーマーケット

イオン・イトーヨーカドーの販売状況

イオンイトーヨーカドーなどの大手スーパーは、備蓄米の主要な販売チャネルです。

イオンは全国の店舗で販売しており、割安な価格設定から人気を集めています。イトーヨーカドーも2025年5月末から順次販売を開始しており、令和4年産の備蓄米5kgを税込2,160円で提供しています

ただし、どちらのスーパーも人気が高く、入荷してもすぐに売り切れてしまう傾向にあります。

特に週末や特売日は開店前から行列ができることも少なくありません。購入を希望する場合は、店舗のチラシや公式サイトで入荷情報をこまめにチェックし、早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。

多くの店舗で1家族あたりの購入制限が設けられている点にも注意が必要です

ドン・キホーテ・オーケーストアなどのお得情報

価格の安さで知られるドン・キホーテオーケーストアも、備蓄米の販売に力を入れています。

ドン・キホーテでは、全国の店舗で5kgの備蓄米を税込2,139円で販売しています。ただし、購入にはmajicaアプリ会員であることが条件で、週に1点までという制限があります。オーケーストアも備蓄米を取り扱っており、サミット、ロピア、ヤオコーといったスーパーでも販売実績があります

これらの店舗は、大手スーパーに比べて穴場となる可能性がありますが、在庫状況は店舗によって大きく異なります。お近くの店舗に電話で問い合わせるか、実際に足を運んで確認してみるとよいでしょう。いずれの店舗も、多くのお客さんに行き渡るよう購入制限を設けている場合がほとんどなので、ルールを守って購入しましょう

【備蓄米販売】オンライン通販サイト

Amazon・楽天市場での購入方法と注意点

オンライン通販サイトも備蓄米の重要な購入先です。Amazonはプライベートブランド「by Amazon」として令和3年産の備蓄米を販売しており、5kgを税別1,800円という非常に魅力的な価格で提供しました

しかし、販売開始後すぐに売り切れるほどの人気で、購入は1人1点限りと制限されています

楽天市場でも複数のストアが備蓄米を取り扱っており、自宅まで届けてくれる手軽さが人気です。オンラインで購入する際の注意点として、販売価格が変動しやすいことや、送料が別途かかる場合があることが挙げられます。

また、人気商品はカートに入れても決済中に売り切れてしまうことがあるため、販売開始時刻を事前にチェックし、スムーズに手続きできるよう準備しておくことが重要です

ニコニコキッチン宝塚西宮店
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Yahoo!ショッピング・アイリスオーヤマの販売情報

Yahoo!ショッピングも備蓄米の特設ページを設けるなど、積極的に販売を行っており、先着順での販売となるため、こまめにサイトをチェックすることが購入の鍵となります

また、家電メーカーとして知られるアイリスオーヤマも、公式通販サイト「アイリスプラザ」で備蓄米を取り扱っています。同社の備蓄米は「和の輝き」という品種で、脱酸素剤入りのパッケージで品質保持にも配慮されています

アイリスオーヤマでは、数量限定での販売や購入制限を設けているため、販売情報を逃さないようにしましょう。これらの通販サイトは、実店舗に足を運ぶ時間がない方や、重いお米を運ぶのが困難な方にとって非常に便利な選択肢です。

地域別の販売情報(広島・大阪など)

備蓄米の販売は全国で行われていますが、地域に根差したスーパーマーケットも重要な販売拠点です。

例えば広島県では、スーパーマーケットチェーンのフジが、県内のフジ・フジグランなど全57店舗で2025年6月15日から備蓄米の販売を開始しました。価格は5kgで税込2,138.40円、1家族1点限りの販売で、整理券を配布する対応も取られました。また、大阪の北摂地域でも、ライフ、万代、イズミヤ、関西スーパーといった地域密着型のスーパーが備蓄米の販売を行っています。特に、ゆめタウンは広島の店舗を皮切りに、西日本の各店舗で順次販売を拡大しています。お住まいの地域のローカルスーパーの公式サイトやチラシをチェックすると、意外な穴場が見つかるかもしれません。

備蓄米の価格は?スーパー・通販サイトの値段を比較

5kgあたりの価格相場

備蓄米の最大の魅力は、その価格の手頃さです。

2025年6月時点での販売価格を見ると、5kgあたりの相場は税込2,000円〜2,200円程度となっています。

具体的には、Amazonが税別1,800円(税込1,944円)で最安値級の価格を提示した一方、イトーヨーカドーやアイリスオーヤマでは税込2,160円、ドン・キホーテでは税込2,139円で販売されています。広島のフジでは税込2,138.40円でした。これは、通常のブランド米が5kgで4,000円以上することも珍しくない現在の市場環境を考えると、非常に割安な価格設定です。ただし、この価格はあくまで一例であり、販売店や時期、産年によって変動します。購入前には必ず価格を確認しましょう。

【備蓄米】購入制限と賢い買い方のコツ

備蓄米は人気が高く、供給量に限りがあるため、ほとんどの販売店で購入制限が設けられています。

一般的には「お一人様(一家族)1点限り」といった制限が多く見られますドン・キホーテのように「週一回限り」といった独自のルールを設けている店舗もあります。また、混乱を避けるために開店前に整理券を配布したり、抽選販売に切り替えたりするケースも少なくありません。

賢く購入するためのコツとしては、まず複数の購入先候補をリストアップしておくことが重要です。その上で、各店舗の公式サイトやSNS、アプリなどで販売日や入荷情報をこまめにチェックしましょう。特に、ドン・キホーテのmajicaアプリのように、会員限定で販売情報を告知したり、購入券を配布したりする場合がありますので、よく利用する店舗のアプリは登録しておくのがおすすめです

備蓄米はどんなお米?銘柄と品質について

主な備蓄米の銘柄(はえぬき、こしいぶき等)

「備蓄米」と聞くと、特定のお米をイメージするかもしれませんが、実際には様々な銘柄が使われています。

政府が放出する備蓄米は、全国各地で作られたお米で、その時々で対象となる銘柄は異なります。

2025年に放出された備蓄米の中では、特に量が多かった銘柄として、山形県産「はえぬき」新潟県産「こしいぶき」青森県産「まっしぐら」宮城県産「ひとめぼれ」秋田県産「あきたこまち」などが挙げられます

これらの銘柄は、作付面積が広く安定して量を確保できるという特徴があります。「ひとめぼれ」や「あきたこまち」のように、全国的に知名度が高く、普段から人気のあるブランド米も含まれているのが特徴です

購入する備蓄米の袋に産地や銘柄が記載されている場合もあるので、チェックしてみるのも面白いでしょう。

備蓄米はまずい?古米だけど美味しい?味や食感の評判

備蓄米として放出されるお米は、収穫から数年が経過した「古米」や「古古米」であることがほとんどです

例えば、2025年に販売された備蓄米には令和3年産(2021年産)や令和4年産(2022年産)のものがあります

そのため、「備蓄米はまずい?」「味が落ちるのでは?」「パサパサしているのでは?」と心配する声も聞かれます。しかし、政府の備蓄米は低温倉庫で厳密な品質管理のもと保管されているため、家庭での常温保存とは異なり、品質の劣化は最小限に抑えられています。

実際に食べた人の口コミを見ると、「普通のお米と変わらず美味しい」「少し水を多めにして炊くとふっくらする」といった好意的な意見が多く見られます。価格を考えれば、十分に満足できる品質と言えるでしょう。

備蓄米が買えない時の代替案は?輸入米も選択肢に

カルローズ米など輸入米の販売店と価格

備蓄米の人気は高く、なかなか手に入らないこともあります。

そんな時の代替案として注目されているのが、輸入米です。

特にアメリカ産の「カルローズ米」は、国産米に比べて安価で手に入りやすいため、選択肢の一つとして人気が高まっています

カルローズ米は、日本米に似た中粒種で、カレーやピラフ、リゾットなど、粘り気が少ない方が美味しく仕上がる料理に適しています。価格は5kgあたり税込2,500円〜3,500円程度が相場となっており、国産米よりは安いものの、政府備蓄米よりは少し高めの価格設定です

主な販売店としては、イオンや西友、イトーヨーカドーなどの大手スーパーの輸入食品コーナーや、島忠ホームズのようなホームセンターで取り扱いがあります

業務スーパーやコストコでの取り扱い

輸入米を探すなら、業務スーパーコストコもチェックしたいお店です。

業務スーパーでは、カルローズ米が5kgで約2,500円から3,500円で販売されていることがあり、お米コーナーで国産米と一緒に並んでいることが多いようです。

コストコでは、「ラグランデファミリー カルローズ米」という商品名で無洗米が販売されており、大容量パックがお得です。価格は変動しますが、5kgで約3,000円前後で見つけることができます

これらの店舗は、日常的に輸入食品を多く扱っているため、他のスーパーでは見つからない場合でも在庫がある可能性があります。国産米の価格高騰が続く中、食費を抑えるための選択肢として、こうした輸入米を上手に活用するのも賢い方法と言えるでしょう。

どのくらい必要?家庭での適切なお米の備蓄量

家族構成別の備蓄量の目安

災害時などに備えてお米を備蓄する場合、どれくらいの量を用意すればよいのでしょうか。

農林水産省が推奨する「災害時に備えた食品ストックガイド」では、最低でも3日分、できれば1週間分の食料を備蓄することが推奨されています。成人1人あたりの1日の米の消費量の目安は約2合(約300g)とされています。これを基に計算すると、1週間分では約2.1kgのお米が必要になります。

  • 単身世帯の場合: 3日分で約1kg、1週間分で約2.1kg
  • 2人家族の場合: 3日分で約2kg、1週間分で約4.2kg
  • 4人家族の場合: 3日分で約4kg、1週間分で約8.4kg

あくまで目安なので、ご自身の家庭の食事量に合わせて調整してください。今回のような価格高騰に備える場合は、家計への影響を考えながら、1〜2ヶ月分程度の消費量を目安にストックしておくのも一つの方法です。

長期保存のコツとローリングストック法

お米を長期間、美味しく保存するためにはいくつかのコツがあります。

お米は高温多湿と直射日光を嫌うため、冷暗所での保存が基本です。

特に、密閉できる容器に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存すると、虫の発生や品質の劣化を防ぐことができます。購入した備蓄米も、開封後はこうした方法で保存するのがおすすめです。

また、備蓄を無理なく続けるためには「ローリングストック法」が非常に有効です。

これは、普段の食事で消費する分を少し多めにストックしておき、古いものから順番に使っていく方法です。使った分だけ新しく買い足すことで、常に一定量の備蓄を保ちつつ、お米を無駄にすることもありません。この方法なら、いざという時にも賞味期限切れの心配がなく、普段食べているお米を備蓄に回せるため、味に慣れておくこともできます。

【備蓄米どこで買える】よくある質問 (Q&A)

Q1. 政府備蓄米はどこのスーパーで買えますか?

A1. イオン、イトーヨーカドー、ドン・キホーテ、オーケーストアなどの全国チェーンのスーパーマーケットのほか、広島のフジや大阪のライフ、万代といった地域密着型のスーパーでも販売されています。ただし、在庫は非常に流動的なので、各店舗の公式サイトやチラシで最新情報を確認することをおすすめします

Q2. Amazonで販売されている備蓄米はいくらですか?

A2. Amazonは2025年6月に、プライベートブランド「by Amazon」として政府備蓄米を5kgあたり1,800円(税別)で販売しました。これは市場価格と比べて非常に安価ですが、人気が高く即日完売となりました。今後も追加販売される可能性がありますが、価格が変動する場合もあるため、購入ページで最新の価格を確認してください

Q3. 備蓄米の銘柄は何ですか?品質は問題ないですか?

A3. 放出される備蓄米には、山形県産「はえぬき」や宮城県産「ひとめぼれ」など、全国の様々な銘柄が含まれています。これらは収穫から数年経過した古米ですが、政府の施設で厳格に品質管理されているため、味や食感の劣化は最小限に抑えられています。実際に購入した人からは「普通に美味しい」との声も多く、価格を考えれば十分な品質と言えます。

【総括】備蓄米はどこで買える?

記録的な米価高騰の中、家計の救世主として注目される「政府備蓄米」

この記事では、「どこで買えるのか?」という疑問に答えるため、全国のスーパーやオンライン通販サイトの最新販売情報を網羅しました。

イオンやイトーヨーカドーといった大手から、ドン・キホーテ、さらには広島のフジや大阪のライフといった地域スーパーまで、具体的な店舗名を挙げて紹介しました。

また、Amazonや楽天市場などの通販サイトでの購入方法と注意点も解説。価格相場は5kgで2,000円〜2,200円程度と非常に割安ですが、人気のため購入制限や整理券配布が一般的です。賢く手に入れるには、店舗アプリや公式サイトでの情報収集が欠かせません。

万が一買えなかった場合の代替案として、カルローズ米などの輸入米も紹介しました。

この記事を参考に、計画的に備蓄米を手に入れ、食費の負担を賢く軽減しましょう。

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